熊本県PTA連合会とは

会長挨拶

 私たちが取り組むPTA活動は、私たち親の世代から永い歴史の元、その時、その時代の流れに沿って子どもたちの未来を願い今日まで続いてきました。この三年間は、新型コロナウイルス感染症の影響により、多くの場面で様々な制限が課される中での活動となりましたが、各地のPTAの皆様の叡智により、児童生徒の健全育成に向けた取り組みを続けることができました。改めて、この難局を乗り越えてこられた皆様に敬意を表します。

 さて近年は少子高齢化、グローバル化、DXの進展など急速に社会が変化する中で、教育界においても、GIGAスクール構想により、一人一人に最適な学びや協働的な学びを実現する「令和の日本型学校教育」の構築など大きな改革期にあると言われています。どんなに社会が変化しても、予測が困難な時代になろうとも、子どもたちが健やかに成長するために、学校教育を支える大きな役割がPTAにはあると考えます。

田中万里会長写真

 しかし、一部では、PTA自体の不要論やPTA離れが囁かれるようになりました。それには共働き家庭の増加や新型コロナウイルス感染症の影響もあるかと思いますが、複雑に変化し続ける現状に対応し、私たちが学び続けることで、子どもたちにお手本を見せることになるのではないでしょうか。PTAの必然性や重要性を鑑みながら、新たな時代のあるべき姿を探求していくことが望まれます。PTAは、子どもを軸に保護者と教職員が同じ方向を向き、学校を核とし地域を巻き込み、そこに暮らす様々な人ともつながり、同じ思いで歩んできたからこそ長い歴史が刻まれているのだと思います。
 コロナ禍の辛抱の時は終わりつつある中、少しずつ活動の再開も見られます。辛抱の時があったからこそPTAの活動の在り方について再考する機会ともなり、リモート会議など新しい発想や形式での取り組みも行われてきています。今までの経験だけでは通用しない状況にあっても、発想と知恵を出し合い、親として謙虚に学び行動することによって、子どもたちを取り巻く環境の変化にも対応できたのではないでしょうか。PTAは子どもたちのために、限られた期間ではありますが、自ら学び、行動することを経験できる組織だと考えます。PTA活動に取り組むことによって、私たち大人も子どもたちと一緒に成長していきましょう。そして県下単位314、PTA7万人強の会員と一緒に成長する機会を提供する、そのような熊本県PTA連合会の運営を心掛けていきたいと考えています。

熊本県PTA連合会 会長 

田中 万里

目 的

本会は、教育を本旨とし、県下におけるPTAの連絡提携に当たり、特定の政党や宗教に偏ることなく総意を結集して、児童、生徒の健全な成長と、PTA会員の資質の向上及び教育の振興を図ることを目的とする。

事業概要

本会は、前条の目的を達成するため、目的を同じくする他の団体及び、機関の活動に協力することを基本方針とし、次の事業を行う。
  (1) 各単位PTA及び各地域協議会(連合会)相互の連絡協調及び関係諸団体との連絡提携
  (2) 児童及び生徒の健全育成
  (3) PTA会員の研修並びにリーダーの育成のための研究及び研修会の開催
  (4) 教育に関する各種の研究調査及び資料の提供及び広報紙の発行
  (5) 本会の目的に沿い顕著な業績を上げた団体及び個人の顕彰
  (6) その他、本会の目的を達成するために必要な事業

役員名簿(令和5年度)

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役 職氏  名エリア単P名備 考
会 長田中 万里上天草市大矢野中日P地方協議会会長・九P理事
副会長亀﨑  清貴玉名郡三加和小広報委員会担当・日P担当
田尻 清孝宇土市鶴城中総務委員会担当・日P担当
千原 めぶき上天草市松島中家庭教育委員会担当・九P担当
岡﨑 秋人水俣市水俣第二小教養委員会担当・九P担当
会計理事池 裕子菊池郡武蔵ヶ丘北小会計担当
理 事渡辺 淳荒尾市荒尾海陽中広報委員
川本 義尚玉名市玉陵小教養委員
松本 美恵山鹿市山鹿中広報副委員長
山口 法子菊池市菊池南中広報委員
川畑 愛子合志市合志南小広報委員
後藤 亮阿蘇郡市一の宮小教養副委員長
高崎 徹上益城郡甲佐中総務委員
迫田 健二宇城市・
下益城郡
不知火中広報委員長
吉村 俊彦天草郡市苓北中総務委員長
松本 啓佑八代郡市日奈久中総務副委員長
下山 幸之助葦 北 郡田浦小教養委員長
藤田 智大人吉市人吉東小教養委員
橋本 昭球磨郡水上学園家庭教育委員長
米田 直樹荒 尾 市万田小総務委員
田中 碧菊池市泗水西小家庭教育委員
横山 雅隆宇土市走潟小家庭教育副委員長
松本 淳会長選出エリア阿村小家庭教育委員
監 事小﨑 康護上益城郡蘇陽中
清家 幸則人吉市大畑小